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世界でいちばん美しい村 - LOVE ANIMAL

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世界でいちばん美しい村



3月25日から公開になった
「世界でいちばん美しい村」を観て来ました。



劇場は東銀座駅からほど近い東劇。

2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震発生当時、
私は東劇からすぐの場所で働いていました。
遅い昼食を済ませ、地下にある社食を出て
仕事に戻ろうと階段を昇っている途中で
体験した事のない強い揺れを感じました。
地震の時どうすれば良いのか、
ほとんど知識の無かった私は
そのまま一階の出口から外に出てしまったのですが、
そこで見えた景色は全てが大きく揺れており、
近隣ビルの屋上にある鉄塔が
こちらに倒れて来るのではないかと
恐怖を感じた事を今も覚えています。

映画「世界でいちばん美しい村」の映画監督である石川梵さんは写真家で
東日本大震災の時も地震発生の翌日には
単身、被災地に飛んで空撮をされています。
それから幾度となく被災地を訪れ、
車中泊をしながら撮影、取材だけでなく、救援物資を運び、
愛犬であるボーダーコリーの十兵衛くんと共に
皆を癒し、被災者に寄り添って来られた方です。
私が梵さんをtwitterでフォローしたのもちょうどその頃でした。

踏み込まないと、諸々を乗り越えないと撮れない写真
写真家としての瞬発力、精神力、行動力があるからこそ撮れる
エフェクトのかかっていない
ありのままの美しさや凄さを感じられる写真で
私はいつも圧倒されてしまうのです。

この映画は、そんな梵さんが
2015年4月に起きたネパール地震の震源地近くの村
ラプラック村の人々を追ったドキュメンタリー映画です。

ネパール地震の際、梵さんがネパールに向けて
日本を発ったのは、なんと地震発生から2日後でした。
東日本大震災の時と同様、現地に何度も通い
支援をしながらの取材が続きました。

天真爛漫な少年アシュバドル、
天使のような少女プナムとの出会いから
村人たちとの絆を深め、復興に向けて出来ることはやると
クラウドファンディングを立ち上げ、
写真家としての全てをかけて映画制作に臨まれました。

その過程を惜しみなくfacebookにアップして頂き
もう勝手に家族みたいな気分になっていた私は
映画が始まった途端、びっくりする位涙が溢れ
鼻水も止まらない(^^;;
やっと会えた〜と思いました。

今回作中の音楽を担当されたのが
ネパール人でスペイン在住のミュージシャン
Binod Katuwal(ビノード カトゥワル)さん。
バンスリという竹で作られた横笛を演奏されるのですが、
それが梵さんの撮ったネパールの景色に重なると
日本に居ながらネパールの空の下にいるかの如く
一気に映画の中へ引き込まれていきました。
映画の中では沢山、魅力的な人物が登場しますが
ビノードのバンスリは人々の喜怒哀楽を表現し、
その自然で神聖な音色はネパールの景色に本当によく合う
というか、ネパールそのものを表現しているように感じました。

ナレーションには倍賞千恵子さんが参加されています。
柴又駅前の寅さん像の側に、
倍賞さんの演じた「さくら」の銅像が立ってしまう位
説明不要の日本を代表する大女優さんなので
ナレーションも流石でした。
存在感がありながらも
映像の邪魔は決してしない。
逆にすっと映画の中に引き込んでくれて
全てを包み込んでくれる様な優しい声でした。

ビノードも倍賞さんもボランティアでの参加です。
根底にあるのはやはり愛だなと思いました。

パンフレットにも使われているのですが、
梵さんがラプラックを離れる際に
村人達からシャクナゲの花を貰っている素敵な写真があります。
梵さんを囲む村人たちの顔には笑顔が溢れ
感謝の気持ちでいっぱいなのが
真っ直ぐ伝わって来る一枚です。
私の母校の中学校には
裏庭にシャクナゲの木があり
初夏になるとその柔らかで美しい花を
校内行事で毎年写生していました。
私にとってシャクナゲの花は
故郷を思い起こす懐かしい花でもありました。
遠く離れたネパールの高地にも
同じ様に美しいシャクナゲが咲き、その花を
同じ様に大切にしている人々が住んでいるのだなと思うと
それだけで親近感が湧いてきます。

大地震で住み慣れた故郷を失い
大切な家族を失った人もいます。
それでも神と先祖の霊を深く信じ
生き生きと暮らす人々。
大自然の中でのびのびと育った
無垢で明るい子供達の笑顔は
孤独や悲しみから大人達を癒やし
生きる希望を与えてくれる存在です。

目に見える事柄に執着し、
溢れる物で武装して生きる私とは比較も出来ない位
シンプルで豊かな生活がそこにはありました。

映画のエンディングには
✳︎はなおと✳︎が歌うNda nahanが
映像に重なります。
冷たい空気によく似合う
ネパールの空に溶け込むようなせんちゃんの歌声
何だろう、もう言葉にならない感情が渦になって溢れ出してきて
またもや号泣。
悲しい涙じゃなくて
少し切なくて、とても温かい涙。
この映画には
作った梵さんはもちろん
ラプラックの村人たち、
映画に携わった沢山の人たちの
愛情と祈りと希望がいっぱい詰まっているから、
みんなの想いと
✳︎はなおと✳︎が曲に込めた想いとが重なって
あんなにも泣けてしまったのかもしれない。

ありのままに大自然と共に生きる
世界でいちばん美しい村に暮らす人々の事を
世界中の人に知ってもらいたいです。
映画を観終わった後、
自分が子供だった頃の事や
故郷の事を思い出し
懐かしく温かい気持ちになれる事でしょう。
映画は順次、全国で公開されています。
お近くで公開になった際には
ぜひ劇場へ!

フライヤー1

CD1

cd2

フライヤー2
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